マニュアル
PR

盤・キュービクル基礎 作図ツールの使い方|平面・立面・3D作図の手順

harita
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「基礎かんたんメーカー」は、盤・キュービクルの寸法を入力するだけで、基礎の平面図・正面立面図・3D・数量概算を自動で作図・算出できるツールです。このページでは、実際の画面を使って入力手順を最初から順に解説します。

スポンサーリンク

このツールでできること

  • 盤・キュービクルの寸法から、基礎の平面図・正面立面図・3Dを自動作図
  • ベタ/布基礎・下駄基礎(前後帯基礎+渡しH形鋼)に対応
  • 列盤(最大6面連結)と、面ごとの個別寸法・引込み配管の個別設定
  • アンカーボルト・ケーブルピット・FEP配管の作図と数量概算
  • 保有距離(点検スペース)のゾーン表示
  • DXF/SVG/PNG書き出し、設定リンク(URL)・画像の共有

起動方法

基礎かんたんメーカー スタート画面
スタート画面。「初めから」で標準値(キュービクル)で開始します。

ツールを開くとスタート画面が表示されます。「初めから」で標準値から開始、「続きから」で前回の続き、「ファイルを読み込む」で保存済みJSONから復元できます。入力内容はお使いの端末のブラウザ内に自動保存され、サーバーには送信されません。

STEP1:基礎のタイプを選ぶ

基礎のタイプ選択と3D表示
「初めから」を選ぶと、標準値で基礎が作図され3Dで表示されます。左の①でタイプを選べます。

左パネルの「①基礎のタイプ」で、対象機器を選びます。選ぶだけで標準値が入ります。

  • キュービクル(屋外):受変電設備向けの標準値
  • 自立分電盤(屋内)
  • 動力制御盤(自立形)
  • カスタム(自由入力):寸法を自分で設定

STEP2:機器の寸法を入力する

「②機器の寸法」で、盤本体の寸法を入力します。

  • 1面 幅W・奥行D・高さH(mm)
  • 面数(列盤の台数):1面(単体)〜6面連結
  • 面間の目地(すき間):連結時の隙間
  • 機器名称:保存ファイル名や図面タイトルに使用

面数を2面以上にすると「面ごとに寸法を個別設定する」で各面の寸法を変えられます。

STEP3:基礎の寸法を決める

「③基礎の寸法」で、基礎形式と寸法を設定します。

  • 基礎形式:布・ベタ基礎/下駄基礎(前後帯基礎+渡しH形鋼)を切替
  • 機器からの余幅(片側)立上り高さ(GL+)根入れ深さ
  • 鉄筋仕様(数量算出用。例:D10@200 タテヨコ)
  • 砕石t=100・捨てコンt=50の有無

下駄基礎を選ぶと、帯基礎の幅・渡し鋼材(H形鋼など)の種類と本数・据付ライナーを設定できます。

STEP4:アンカー・ケーブル引込みを設定する

「④アンカー・ケーブル引込み」で、固定と引込みの条件を設定します。

  • アンカー呼び径・本数・端あき(例:M16・8本・端あき100)
  • ケーブルピット(開口):有無と開口の幅・奥行(例:1500×600)
  • 引込み配管:FEPの呼び径と本数(例:FEP80・4本)

STEP5:保有距離(点検スペース)を確認する

保有距離ゾーン表示
「平面図に保有距離ゾーンを表示する」をオンにすると、点検スペースが色帯で表示されます。

「⑤保有距離(点検スペース)」の「平面図に保有距離ゾーンを表示する」をオンにすると、盤前面などの点検スペースが色帯で図面に表示されます。

図面を確認する(平面図・正面図)

平面図と正面図の作図結果
上部「平面図」で、基礎の平面図と正面図(A-A)を寸法付きで確認できます。オレンジ色の寸法はタップで直接変更できます。

上部のタブで「平面図」と「3D表示」を切り替えられます。平面図では基礎の平面と正面図(A-A)が寸法付きで作図され、アンカー・ピット・FEP配管の位置も表示されます。図面上のオレンジ色の寸法はタップして直接変更できます。

3D表示で立体を確認する

「3D表示」に切り替えると、基礎・機器(半透明)・帯基礎・FEP管・アンカーボルトが立体表示されます。左ドラッグで回転、右ドラッグで移動、ホイールで拡大、十字キーで視点操作、ダブルタップで初期化できます。

数量の目安を確認する

入力に応じて、左パネル下部の「数量の目安」にコンクリート量・型枠・捨てコンクリート・砕石・アンカーボルト本数・鉄筋重量の概算が自動表示されます(例:コンクリート1.77m³、型枠5.44m²、アンカーM16 8本、鉄筋 約32kg)。数量は概算のため、実施設計では地盤条件・耐震(転倒・引抜き)の構造検討を別途行ってください。

書き出し・共有

共有(URL/画像)
「共有」では入力状態を復元できるURLと、図面・3Dの画像を共有できます。

作成した図面は各種形式で書き出し・共有できます。

  • DXF/SVG/PNG:図面をCADデータや画像として書き出し
  • 共有:入力状態を復元できるURLを生成(メールやチャットで送付可)/図面・3Dを画像として共有
  • 設定を保存:入力内容をJSONファイルに書き出し(「ファイルを読み込む」で復元)
  • 全画面:ツールを全画面表示に切替

実際に使ってみる

ツールは元の紹介記事に埋め込んでいます。「盤・キュービクル基礎を平面・立面・3Dで作図|基礎かんたんメーカーの使い方」を開き、本記事の手順に沿って実際に操作してみてください。

まとめ

基礎かんたんメーカーは、①タイプ → ②機器寸法 → ③基礎 → ④アンカー・引込み → ⑤保有距離の順に入力するだけで、平面図・正面図・3Dと数量概算をまとめて作成できます。DXF/SVG/PNGやURLで共有でき、検討から打合せ、施工前の確認までスムーズに進められます。ぜひ実務にお役立てください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
記事URLをコピーしました