負荷リスト・機器表サブCAD(負荷リスト・機器表を図面に)|分電盤サブCADの案件から自動作成・相バランスと主幹・幹線の目安・複製して差分だけ直す・Excel/DXF/PDF書き出し
電気設備の負荷リスト・動力機器表・照明器具表・盤リストを「毎回ゼロから表に打ち込む」のではなく、分電盤サブCAD の案件(盤と回路)や定型表・過去の表を複製して差分だけ直すためのブラウザツールです。行のデータを直せば、kW・kVA・需要 kVA・電流と盤ごとの小計、電灯/動力ごとの集計と変圧器容量の目安が同時に出て、表(図面)は DXF でメインCAD(CADWe’ll・Jw_cad・AutoCAD)の図面にそのまま貼れます。
「分電盤の回路表はできているのに、負荷リストをまた別に打ち直している」「前の案件の機器表を持ってきて、台数と設置場所だけ直したい」「Excel の負荷表から図面用の表を起こしたい」という電気設計・電気工事店の方におすすめです。インストール不要・登録不要で、案件はこの端末のブラウザ内に自動保存されます。

v1.1 の新機能:設計チェックと連携が、ボタンひとつで
表の上に、その表で使う機能をオレンジのボタンでまとめました。気になる欄は赤・黄色で示し、マウスを重ねると理由、空欄には目安を薄い字で出します。下のチェック欄の項目を押すと、その行へ移動します。
- 相バランス:負荷リストに「接続相」(L1・L2・L1L2/R-S・S-T・T-R・RST)。盤ごとに相別の容量と設備不平衡率を見出し行に表示し、目安(単相3線 40%・三相3線 30% 以下)を超えると赤。「相を自動で振り分け」で、容量の大きい順に軽い相へ入れます。分電盤サブCAD から取り込むと相をそのまま引き継ぎます
- 主幹・幹線・電圧降下の目安:盤リストの盤名と負荷リストの見出しを結び、需要容量から設計電流(単相3線は重いほうの相)→ 主幹 → 幹線(CVT)の目安。幹線長を入れると電圧降下 % を出し、内線規程の目安を超えると黄色
- 動力の適合チェック:定格電流に対して遮断器が小さい・電線が細いものを赤で表示。「遮断器・電線の目安を空欄に入れる」で一括入力
- 分電盤サブCAD と照合:盤名+回路番号で「違い/この表だけ/盤だけ」を一覧にし、行ごとに ←(盤の値にする)・→(盤へ送る)を選んで反映。負荷リストで直した容量を回路へ戻せます
- 照明器具表と平面図の連動:でんきCAD の図面(ブラウザ内の図面・ファイル、階ごとに複数可)から器具記号ごとの台数と「1F 24・2F 30」の内訳を入れ、「負荷リストへ送る」で消費電力×台数の行に
- 改訂:「改訂を記録」で Rev を進めると、前の Rev から変わった行に雲マークと △、表題欄の上に改訂欄が自動で付きます
- 列の名前と並び順:列をドラッグで並べ替え、見出しを社内の呼び方(例:負荷名称 → 用途)に。様式として保存して別の案件でも
- Excel(.xlsx):kW・kVA・需要 kVA・電流・小計・合計を「式」のまま出力。提出先で容量を直しても再計算されます
- 設備容量・契約電力の概算:電灯・動力の設備容量と、負荷設備契約・主開閉器契約の概算。50kW 以上なら高圧受電の検討を表示し、そのまま印刷
- 案件パッケージ:でんきCAD・分電盤サブCAD・凡例サブCAD・本ツールの案件を 1 ファイルにまとめて保存・展開(別の端末への引き継ぎに)




主な機能
- 4 種類の表:負荷リスト(回路・負荷名称・設置場所・相電圧・種別・容量・台数・kW・力率・kVA・需要率・需要kVA・電流・遮断器・電線・備考)、動力機器表(機器記号・名称・容量kW・電源・台数・始動方式・定格電流・遮断器・電線・電源盤・制御操作)、照明器具表(器具記号・名称・形式型番・光源・消費電力・台数・合計W・取付・設置場所・メーカー)、盤リスト(盤名・種別・電気方式・主幹・回路数・負荷kVA・電源元・幹線・設置場所・盤寸法)
- 分電盤サブCAD の案件から自動作成:同じブラウザ内の案件(または .bansub.json)の盤と回路から、負荷リスト(盤ごとに見出し、容量・遮断器・電線・注記を引き継ぐ)・盤リスト(主幹・回路数・幹線・設置場所)・動力機器表(三相・動力系の回路)をまとめて起こします
- 計算:kVA=kW÷力率(VA・kVA・A 入力も可)、需要容量=kVA×需要率、電流=kVA×1000÷V(三相は ÷√3)。力率・需要率は空なら種別(照明・コンセント・空調・動力…)の既定。盤ごとの小計、電灯(単相)/動力(三相)ごとの合計と変圧器容量の目安(需要容量 ÷ 負荷率 80% 以上の標準容量)。動力機器表の定格電流は 3φ200V 電動機の全負荷電流の代表値から自動(欄に入れれば上書き)。盤リストの負荷 kVA は同じ案件の負荷リストから自動
- 使い回し:複製、一括置換(1階 → 2階 を表の全部に、案件の全部の表にも)、選択行の一括編集(設置場所・電源盤・需要率などを列ごとにまとめて)、差分(元の表と 盤+回路番号/機器記号/盤名 で突き合わせて追加・変更・削除を表示、行ごとに元に戻す・復元、図に変更マーク △)、標準順に整列、盤ごとに見出し、連番の振り直し、ライブラリへの登録(別の案件でも使える)
- テンプレート集(定型表 17 種):負荷リスト(事務所・共同住宅共用部・工場・店舗)、動力機器表(事務所・工場・共同住宅・空調換気)、照明器具表(事務所・工場倉庫・共同住宅・店舗・学校)、盤リスト(事務所・工場・共同住宅・店舗)。「一式で追加」で建物用途ごとに 4 表をまとめて案件に
- 取り込み:Excel/CSV の貼り付け(列の見出しから項目を自動判定、「【L-1 電灯分電盤】」の行は見出し、「5.5kW」は数値と単位に分解、名称から種別を推定)、でんきCAD の図面(.dcad.json:照明記号を傍記ごとに数えて照明器具表に。傍記が器具記号、個数が台数)、JSON(案件・表)
- 表(図面):見出し行の帯・小計・合計・集計、用紙 A4 縦横/A3 縦横/A2 横、複数ページ(見出しは各ページに)、図枠・表題欄(工事名・図面名・図番・Rev・日付・設計・検図)。「列の表示」で図に出す列と幅を表ごと・種類ごとに決め、用紙に入らないときは自動で縮めて収めます。用紙・行高・文字・図枠・列の表示は「様式」として保存して案件をまたいで適用(組込み 5 種)
- 出力:印刷→PDF(案件の全部の表を一括可)、Excel(.xlsx・計算式つき)、DXF(表だけ=図面に貼る用/用紙ごと。R12/Shift_JIS=Jw_cad・CADWe’ll、2007/UTF-8=AutoCAD)、PNG、SVG、一覧表(印刷・CSV・Excel 貼り付け用コピー)
- 保存・連携:ブラウザ内に自動保存、案件の複数保存、JSON ファイル、表ライブラリ。工事名・設計者などの案件情報を でんきCAD・分電盤サブCAD・凡例サブCAD と共有(表題欄をそろえる)

分電盤結線図と回路表を作るなら分電盤サブCAD、凡例表なら凡例サブCAD、平面図に記号と配線を描くならでんきCADもあわせてご利用ください。本ツールは、それらのデータ(盤・回路・記号)から負荷リストと機器表を「複製と差分」で回し、計算と集計をそろえて DXF に出すことに特化しています。
使い方
- 「取り込み → 分電盤サブCAD の案件から」で盤を選び、負荷リスト・盤リスト・動力機器表を起こす。または「表ライブラリ」の定型表(建物用途ごとの「一式で追加」)、登録した表、保存した案件の表から「この表から作る」。Excel の表の貼り付け、でんきCAD の図面から照明器具表も
- 左の表で直す(Enter で下の行、最後なら追加。容量・単位・台数・相電圧を入れると kW・kVA・需要 kVA・電流が出る)。見出し行【L-1 …】で盤ごとに区切ると小計と盤ごとの集計。右のプレビューが同時に更新
- 「複製」で 2 階用などを作り、「一括置換」「選択を一括編集」で直す。右の「差分」で元の表との違いを確認、「一覧表・集計」で電灯/動力の合計と変圧器容量の目安
- 「列の表示」で図に出す列と幅を決め、「出力」から 印刷/PDF・DXF(表だけ/用紙)・PNG・一覧表 CSV。DXF はメインCADで開いて図面の空きに配置

画面が狭いときは、ツール右上の「別タブで全画面で開く」から全画面でお使いください。初回は「サンプル案件を開く」で、複製・差分・置換・集計の動きを見本で試すのが早道です。操作の一覧はツール内の「ヘルプ」にあります。

対応形式と注意点
- 力率・需要率の既定(照明 0.9/100%、コンセント 1.0/50%、空調 0.85/80%、動力 0.8/70% など)と変圧器容量の目安(負荷率 80%)は「よくある値」です。設定で変えられますが、実際の需要率・変圧器・幹線の選定は受電方式・将来増設・社内基準で必ず確認してください
- 電動機の定格電流は 3φ200V 電動機の全負荷電流の代表値(0.2kW 1.8A・0.4kW 3.2A・0.75kW 4.8A・1.5kW 8A・2.2kW 11.1A・3.7kW 17.4A・5.5kW 26A・7.5kW 34A・11kW 48A・15kW 65A…)で、表にない容量は補間、400V は半分、単相は概算です。銘板の値を優先してください
- 定型表の容量・遮断器・電線・設置場所は「たたき台」です。案件の仕様に合わせて直してください
- DXF 書き出しは既定で R12/Shift_JIS(国産CADで文字化けしない組み合わせ)。用紙 mm の実寸(NTS)で、線・文字(TEXT)に分解して出力します。レイヤは FRAME/TABLE/TEXT/MARK。見出しの帯は CAD では塗りません
- 分電盤サブCAD の案件は、同じサイト・同じブラウザで作ったものを直接読みます。別の端末の案件は 分電盤サブCAD の「JSON ファイルで保存」(.bansub.json)をここで開いてください
- データはサーバーに送らず、この端末のブラウザ内にだけ保存されます。別の端末へ渡すときは「案件 → JSON ファイルで保存」を使ってください
メインCADで描いた図面の表題欄(図面番号・図面名称・工事名)をあとから何枚もまとめて直すなら、シリーズ5本目の 図枠サブCAD(表題欄の一括修正) をどうぞ。DXF を読み込んで一覧で直し、元の DXF に文字だけ書き戻します。
▶ 分電盤・負荷リスト・凡例・平面図の 4 本をどうつないで使うかは、電気設備サブCADシリーズのまとめで図解しています。
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