動力盤 主幹ブレーカー選定ツールの使い方|200V三相・幹線ケーブル自動選定
「200V三相動力盤 主幹選定ツール(主幹えらびナビ)」は、盤につなぐ電動機を入力するだけで、主幹ブレーカー(NFB)と幹線ケーブルの参考サイズを自動で選定できるツールです。負荷区分表にもとづくステップ形式で、迷わず選定できます。このページでは、実際の画面を使って手順を解説します。
このツールでできること
- 電動機の合計出力(ΣkW)から最大使用電流を算出
- 主幹ブレーカー(NFB)のフレーム(AF)/定格電流(AT)を選定
- 幹線ケーブル(CVTサイズ)と最大亘長の目安を提示
- 直入れ始動(DOL)する最大電動機を考慮した選定
- 盤の概念図と選定根拠の表示、CSV書き出し・コピー・履歴保存
※ 本ツールは負荷区分表および一般的な200V三相誘導電動機を想定した参考値です。最終的な設計・施工は、必ず電気主任技術者または有資格者が内線規程等の最新の法令・規格に基づいて行ってください。
基本の流れ
上部のステップ「①基本情報 → ②負荷入力 → ③始動方式 → ④結果」に沿って進めます。
STEP1:基本情報を入力する

「基本情報」で件名・日付を入力します。空欄でも進められますが、入れておくと計算履歴やエクスポートで見分けやすくなります。
STEP2:電動機の負荷を入力する

「負荷入力」で、盤につなぐ電動機を登録します。
- クイック追加:0.75〜37kWのボタンでワンタップ追加(1台ずつ)
- 個別入力/合計入力:負荷名称・定格出力(kW)・台数を入力。CSVインポートにも対応
- 登録すると電動機負荷リストに一覧表示され、合計台数とΣkW(例:4台/31.2kW)が自動集計されます
STEP3:始動方式を選ぶ
「始動方式」で、直入れ始動(DOL)する電動機のうち最も大きいものを選びます。「いちばん大きい機種にする」でワンタップ選択もできます。選んだら「サイズを選定する」を押します。
STEP4:選定結果を確認する

「結果」に、負荷区分表にもとづく参考サイズが表示されます。
- 電動機の合計 ΣkW(例:31.2kW)と最大使用電流(例:150A)
- 主幹ブレーカー(NFB):フレーム(AF)/定格電流(AT)(例:225AF/175AT)
- 主幹ケーブル(幹線):CVTサイズと最大亘長(例:CVT 60sq/最大亘長52m)
- 盤の概念図(三相200V電源→主幹ブレーカー→幹線→電動機)と、選定の根拠を表示
結果はCSV書き出し・コピーができ、計算履歴として保存・呼び出しもできます。
実際に使ってみる
ツールは元の紹介記事に埋め込んでいます。「200V三相動力盤 主幹選定ツール」を開き、本記事の手順に沿って実際に操作してみてください。
まとめ
200V三相動力盤 主幹選定ツールは、電動機を入力するだけで、最大使用電流・主幹ブレーカー・幹線ケーブルの参考サイズを自動選定できます。盤の概念図や選定根拠も表示されるので、動力盤の主幹・幹線検討を素早く見通しよく進められます。
📘 電気設備設計の解説記事は姉妹サイト HARITAの設計室(内線規程の解説127記事・計算ツール解説)もご活用ください。
