接地線サイズ選定ツールの使い方|A種・B種・C種・D種の選定手順
「接地線サイズ選定ツール」は、過電流遮断器の容量・変圧器容量・短絡電流などの条件を選ぶだけで、内線規程(JEAC 8001)/電技解釈 第17条に準拠した推奨接地線サイズを表示するツールです。A種・B種・C種・D種の各接地工事と短絡電流の熱的検証に対応しています。このページでは、実際の画面を使って手順を解説します。
このツールでできること
- A種・B種・C種・D種の接地工事と短絡電流による熱的検証の4シナリオに対応
- ステップ式入力(1画面1質問、よく使う値はチップで一発入力)で、入力が揃った瞬間に推奨サイズを表示
- 選定の根拠・計算式・規程の参照表をその場で確認
- 早見表・一括選定・履歴にも対応
- 内線規程(JEAC 8001)/電技解釈に基づく試算
※ 計算結果は試算です。最終的な設計・施工は、最新の法令・規程・現場条件にもとづき有資格者がご確認ください。
ツールの概要

画面上部の「早見表/一括選定/履歴」から各機能にアクセスできます。選定は、質問に答えるだけの「かんたん質問モード」と、条件を自分で選ぶ「詳細モード」から選べます。はじめての方は「かんたん質問」モードがおすすめです。
かんたん質問モードで選定する
「かんたん質問で答えを出す」を押すと、3〜5問の質問に答えるだけで推奨サイズが求まります。
- どんなアース(接地)が必要ですか? — 機器の外箱接地(300V以下=D種/300V超=C種)、変圧器の中性点接地(B種)、高圧・特高機器の外箱(A種)、避雷器の接地、短絡電流から検証、から選びます。
- 電源側のブレーカー(過電流遮断器)の容量は? — 20/30/50/75/100/150/200/400Aなどのチップから選択、または直接入力します。
- 結果を見るを押すと、推奨接地線サイズが表示されます。
選定結果の見方
「推奨される接地線サイズ」に、条件に応じた推奨断面積が表示されます。たとえば「D種・過電流遮断器100A」の場合、推奨は5.5mm²(D種・100A以下区分、単線2.6mm又はより線)となります。あわせて、入力した内容(接地工事の種類・過電流遮断器)と、「なぜこの値?」として内線規程の該当区分・理由が表示され、根拠を確認しながら選定できます。
詳細モード・早見表・一括選定
条件を自分で細かく指定したいときは「詳細モードで選定する」を使います。よく使う値をまとめて確認したいときは「早見表」、複数条件をまとめて処理したいときは「一括選定」が便利です。選定内容は「履歴」から呼び出せます。
実際に使ってみる
ツールは元の紹介記事に埋め込んでいます。「接地線サイズ選定ツール」を開き、本記事の手順に沿って実際に操作してみてください。
まとめ
接地線サイズ選定ツールは、接地の種別と過電流遮断器の容量などを選ぶだけで、内線規程/電技解釈に準拠した推奨接地線サイズを根拠つきで求められます。A〜D種と短絡電流検証に対応し、早見表・一括選定も備えているので、接地工事の設計・積算を素早く正確に進められます。