拾い出し 練習帳

図面から器具・配線・付属材を拾う練習(電灯コンセント設備)

難易度
配線方式
問題
No. —
この練習の約束(拾いの条件)

拾い出しの進め方と考え方(解説)

拾い出しの順番

凡例と条件を読む
記号の意味、縮尺、天井高、取付高さを確認します。
分電盤を見つける
配線はここから始まります。回路番号もここが起点です。
回路ごとに追う
盤から出た線をたどり、どの部屋の何につながるかを見ます。
器具を数える
品目ごとに印を付けながら数えます。数え忘れと二重計上を防ぎます。
配線を拾う
水平の長さを測り、立上り・立下りと余長を足します。
付属材を拾う
ボックスとプレートは器具の数と分岐点から決まります。
表にまとめる
品目・数量・単位をそろえます。設計数量とロス率は分けて考えます。

条数の読み方

配線の線に引かれた斜線の数が、その区間の電線の本数(条数)です。電灯回路は電源の 2 本に、スイッチからの戻り線が加わります。2 個用スイッチへの線は 3 本、3路スイッチにはさまれた照明の列は、接地側の線と戻り線に 3路線が 2 本加わって 4 本になります。コンセント回路は電源 2 本に接地線を加えた 3 本です。条数が決まればケーブルの構成(2C か 3C か、何本か)が決まります。

立上り・立下り

平面図に見えるのは水平の長さだけです。天井の配線が分電盤やスイッチ、コンセントに下りる分(天井高 − 取付高さ)を忘れずに足します。エアコン用コンセントは高い位置に付くので、立下りは短くなります。照明器具は天井にあるので立下りはありません。

よくある間違い

3路スイッチを片切に数える記号の脇の小さな「3」を見落としがちです。
2 個用スイッチを 1 個に数える点滅器の数とボックスの数は別です。ボックスは 2 個用が 1 個。
エアコン用・防雨形を一般のコンセントに混ぜる傍記(E 200V、WP)で品目が変わります。
立上り・立下りの入れ忘れ水平だけ拾うと、コンセント回路は 1 か所 2 m 以上足りなくなります。
余長の入れ忘れ器具や盤への接続分を足さないと、現場で足りなくなります。
分岐点の数え忘れ線が枝分かれする点にはボックスが要ります。

設計数量と発注数量

この練習で拾うのは図面どおりの「設計数量」です。実際の発注では、切り無駄や端材を見込んでロス率を掛け、定尺(電線管 4 m、ケーブルのドラム長など)に合わせます。その計算は 材料ロス・定尺換算 で練習できます。

実務用のツール

実際の図面 PDF で拾うときは かんたん拾い出し、拾った主材から付属材を自動で出すときは 付属材の自動拾い、労務費まで続けるときは 歩掛から労務費 計算 をどうぞ。

練習図面はツールが自動で作る架空の建物です。器具の品番や配線の決まりは、この練習のための約束であり、実際の設計は各社の基準と最新のカタログに従ってください。入力した内容と練習の記録はこのブラウザにだけ保存されます。