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【操作マニュアル】受電前チェック・竣工検査チェックリストの使い方|出来高と安全確認・測定値を基準値で自動判定・是正一覧と写真台帳をA4で|セコサポ

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受電日が近づくと、「引込と受変電はできているが分岐幹線はどこまで終わっていれば受電してよいのか」「未接続のケーブルの養生と危険表示は済んだか」「保安規程の届出と電力会社の書類はそろっているか」と、確認することが一気に増えます。受電後の竣工検査でも、接地抵抗・絶縁抵抗・電圧・漏電遮断器の動作時間を項目ごとに基準と照らし、否の項目を是正一覧にまとめて写真を添える作業が必要です。このツールは、受電方式(高圧/低圧)と設備構成(発電機・蓄電池・動力・テナント・防災・中央監視など)を選ぶだけで、受電前チェック(出来高・安全確認・書類・受電当日の手順)と竣工検査(設備ごとの合否と測定値)の項目を自動で組み上げます。測定値は法令の基準値で自動判定し、「否」は是正一覧に集まり、A4の受電前チェックシート・竣工検査記録・是正/写真台帳の3枚が印刷できます。登録不要で、入力内容と写真はお使いの端末にだけ保存されます。

受電の段取りを組む現場代理人、竣工検査の立会と記録を担当する施工管理者、受電前の完成度を元請や電気主任技術者と共有したい職長におすすめです。

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主な機能

  • 受電方式(高圧6.6kV/低圧)と設備構成(非常用発電機・蓄電池/UPS・太陽光連系・動力・テナント分岐・防災設備・中央監視・EV充電・弱電・外構)から、受電前チェック約30項目と竣工検査約30〜50項目を自動作成
  • 受電前の出来高:日本電設工業協会(JECA)「受電前工事出来高チェックシート」の考え方で設備区分ごとの目標(引込・受変電・幹線一次100%、幹線二次・分岐・動力80%、電灯コンセント・照明60%など)を示し、現在の出来高を入れると達成/未達を判定
  • 受電前の安全確認(未接続部の絶縁処理と養生・遮断器の全「切」・短絡接地の解除・危険表示・施錠・仮設電源の切離し・手順書と体制の周知)と、書類・届出(保安規程・主任技術者選任・工事計画届・電力会社の受電書類・試験成績書・消防設置届・完了検査)
  • 受電当日の手順(電力会社の送電 → PAS投入 → 受電盤の電圧・相回転 → 遮断器投入 → 変圧器投入 → 低圧主幹・分岐の順次投入 → 受電後の巡回と記録)を時刻・担当つきのチェック表に
  • 竣工検査の測定値を基準値で自動判定:接地抵抗(A種10Ω・C種10Ω・D種100Ω、0.5秒以内で遮断する漏電遮断器がある場合は500Ω、B種は電力会社の値を入力)、絶縁抵抗(対地電圧150V以下0.1MΩ・300V以下0.2MΩ・300V超0.4MΩ、高圧回路は目安6/30/100MΩ)、受電電圧(101±6V・202±20V)、漏電遮断器の動作時間(0.1秒以内)、非常用発電機の自動起動時間(40秒以内)
  • 高圧受電では、PAS/UGSのSOG動作試験、絶縁耐力試験(10,350V・10分)、保護継電器の単体試験と連動試験、遮断器のインターロック、VT・CTの極性、変圧器の二次電圧・極性、相回転までを項目に収録
  • 各項目に 合/否/該当なし・備考・写真(1項目2枚まで)を記録。「否」は是正一覧に自動で集まり、指摘内容・担当・期限・完了を管理
  • カテゴリごとの「未の項目をすべて合にする」ボタンで、問題のない区分を一括で処理
  • 受電可否の判定(出来高の未達・安全確認と書類の未完了がなければ「受電可」)と、竣工検査の合/否/未の集計、是正の未完了件数を常時表示
  • A4縦で「受電前チェックシート」「竣工検査記録」「是正一覧・写真台帳」を印刷/PDF保存(施主・電気主任技術者・設計監理・元請・施工の押印欄つき)、CSV書き出し、テキストのコピー・共有、案件ごとの保存、入力途中の自動保存

回路ごとの絶縁抵抗・接地抵抗・コンセント試験・照度の測定値を1件ずつ記録して検査記録票にしたい場合は、既存の電気設備 測定記録票メーカーもあわせてご利用ください。本ツールは、受電前の準備と竣工検査の合否を1枚にまとめる「チェックリストと是正管理」に特化しています。届出の提出期限の管理は官公庁・電力申請管理簿、受電に伴う停電の周知は停電のお知らせ・停電作業手順書メーカーで作れます。

使い方

  1. 「1 案件と設備構成」で工事名・受電方式・受電予定日・検査日と立会者を入れ、設備構成をタップします。まず動きを見たいときは右上の「サンプル」ボタンで架空の現場が入ります。
  2. 「2 チェックリスト」の「受電前」で、設備区分ごとの出来高(%)、安全確認、書類・届出を確認し、受電当日は手順の ✓ を押していきます(時刻が自動で入ります)。
  3. 「竣工検査」で設備ごとに 合/否/該当なし を押し、接地抵抗・絶縁抵抗・電圧などは測定値を入れます(基準と照らして自動判定)。「否」にした項目は「是正・写真」タブに集まるので、指摘内容・担当・期限を入れ、直ったら ✓ を押します。
  4. 右側(スマホでは下)で受電可否と集計を確認し、「印刷/PDF」。受電前チェックシート・竣工検査記録・是正/写真台帳を1枚ずつ、または3枚まとめて出力できます。

受電前に何を確認するか(出来高・安全・書類)

受電は「工事がすべて終わってから」ではなく、引込・受変電・一次幹線が完成し、二次幹線や分岐がある程度進んだ段階で行うのが一般的です。JECAの受電前工事出来高チェックシートは、引込設備・電気室・高圧幹線・一次幹線を100%、二次幹線・分岐・動力を80%、電灯コンセント・照明を60%程度とし、受電後に残る工事は停電作業として計画する考え方を示しています。ツールの出来高欄はこの目標値を初期値にしているので、元請や発注者の基準がある場合はそちらに合わせて読み替えてください。

安全面で最も大切なのは、受電した瞬間に充電される範囲を全員が把握していることです。未接続のケーブル端末は絶縁処理して盤内で養生し、受電範囲の遮断器はすべて「切」にして操作札をかけ、作業用の短絡接地器具は取付数と取外数を照合して解除します。電気室・キュービクル・EPS・分電盤には「受電予定」「充電中・危険」の表示を掲示して施錠し、工事用仮設電源は切り離して逆送や並列がない状態にします。受電操作の手順書と体制表(電力会社・電気主任技術者・元請・施工の立会)を周知したうえで当日を迎えます。

書類は、高圧受電なら電気主任技術者の選任届(または外部委託承認)と保安規程の届出(電気事業法42・43条、使用開始前)、該当設備があれば工事計画届(48条)、電力会社との需給契約・受電日の確定と受電書類(単線結線図・保護協調)、試験成績書(接地抵抗・絶縁抵抗・絶縁耐力・保護継電器)、消防用設備等の設置届(非常電源・自火報・誘導灯)、建築の完了検査が代表的なものです。要否は所轄の産業保安監督部・消防署・電力会社に確認してください。

竣工検査の判定基準(測定値のよりどころ)

低圧電路の絶縁抵抗は電気設備技術基準(省令58条)で、対地電圧150V以下は0.1MΩ以上、150V超300V以下は0.2MΩ以上、300V超は0.4MΩ以上と定められています。接地抵抗は解釈17条で、A種(高圧機器の外箱・避雷器)10Ω以下、B種(変圧器二次側)は電力会社の1線地絡電流から算定した値、C種(300V超の機器)10Ω以下、D種(300V以下の機器)100Ω以下で、0.5秒以内に自動遮断する装置がある場合のC種・D種は500Ω以下です。高圧回路の絶縁耐力試験は、6.6kVの場合は最大使用電圧6.9kVの1.5倍=10,350Vを10分間加えて異常のないことを確認します(解釈15・16条)。高圧回路の絶縁抵抗は法令に数値の定めがないため、母線・機器一般6MΩ、変圧器30MΩ、遮断器・開閉器・コンデンサ100MΩ以上をよく使われる目安として初期値にしています。

低圧の供給電圧は電気事業法施行規則38条で101±6V・202±20Vとされ、受電直後の電圧確認の目安になります。漏電遮断器は定格感度電流で0.1秒以内に動作する高速形が一般的で、漏電遮断器テスターで動作時間を確認します。非常用発電機は消防法の非常電源として、停電から40秒以内の電圧確立が求められます。ツールはこれらの数値を判定基準として自動で合否を表示し、記録には基準と根拠を併記します。

よくある質問

Q. 元請の検査様式が決まっています。使えますか?
元請様式への転記用・添付資料としてお使いください。「テキストをコピー」で項目と結果を貼り付けるか、CSVで書き出して並べ替えると転記が楽になります。判定基準の根拠が記録に併記されるので、立会時の説明にも使えます。

Q. 接地抵抗のB種の基準はどう入れますか?
電力会社に確認した1線地絡電流Iから、150/I(1秒以内に遮断する装置があれば300/I、0.5秒以内なら600/I)で算定した値を「接地抵抗 B種の基準値」に入れてください。未入力のときは測定値を記録するだけで合否は判定しません。

Q. 項目を増やしたり文言を変えたりできますか?
この版では項目は設備構成から自動作成され、備考欄で補足する形です。追加したい項目や現場ごとの文言があれば、備考に書くか、お問い合わせからご要望ください。

Q. 写真はどこに保存されますか?
お使いのブラウザ(端末)の中にだけ保存され、サーバーには送信されません。写真は1項目2枚・全体で40枚までで、容量の上限に近づくと保存できないことがあります。印刷した写真台帳やPDFで残してください。

リクエスト・お問い合わせ

「特別高圧にも対応してほしい」「項目を自分で追加したい」「測定記録票と数値を連携したい」など、ご要望があればお気軽にお問い合わせからお寄せください。

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「ここが動かない」「こんな機能がほしい」を一言だけでも大歓迎です。いただいた内容はツールの改善に使わせていただきます。

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