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【操作マニュアル】電線ドラム 重量・残長/搬入計画の使い方|ケーブルの種類と長さからドラム込みの総質量と巻き径・使いかけは巻き径や重さから残長を推定・開口/エレベーター/揚重機/床の搬入チェックと切り分け・A4ドラム票|セコサポ

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ケーブルドラムは「何キロあるのか」「この開口やエレベーターを通るのか」「あのドラムにあと何メートル残っているのか」が現場でいつも問題になります。カタログの概算質量(kg/km)に長さを掛けてドラムの自重を足せば総質量は出ますし、残長は胴径・巻き径・内幅から計算できるのですが、電卓で毎回やるには手順が多く、搬入経路の判定まで含めると抜けが出ます。このツールは、ケーブルの種類(CV 3心・CVT・CV 単心・2心・IV・VVF・手入力)とサイズを選ぶだけで外径と質量の目安が入り、新品なら長さから巻ける木製ドラムの目安と巻き外径・総質量を、使いかけなら巻きの外径(または量った重さ)から残長を推定します。通路・開口の幅と高さ、エレベーターの積載とかごの寸法、ユニックやフォークリフトの定格荷重、置き場の床の許容荷重を入れると、転がして通るか・横倒しなら通るか・吊れるか・床が持つかを判定し、回路ごとの長さを入れれば、このドラムから取れるものと不足分、定尺で何ドラム必要かも出ます。A4 のドラム票(搬入計画)を印刷でき、測ったドラムはドラム台帳に残せます。登録不要で、入力内容と台帳はお使いの端末にだけ保存されます。

搬入日の前にドラムの重さと寸法を押さえておきたい現場代理人・工務の方、使いかけのドラムで次の幹線が引けるか知りたい電気工事の方、材料の発注で定尺の本数を決めたい積算の方におすすめです。

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主な機能

  • ケーブルの外径と概算質量(kg/km)を内蔵:CV 3心・CVT・CV 単心・CV 2心(2〜500sq)、IV(1.6mm〜325sq)、VVF・EM-EEF(1.6〜2.6mm×2・3心)。JIS の構造(導体・絶縁体・シースの寸法)から計算した概算値で、カタログ値を入れて上書きできる。6.6kV CV や制御ケーブルは「手入力」で
  • 新品:長さを入れると、鍔から 50 mm 残して巻ける最小の木製ドラム(φ600〜3000 の目安表)を自動で選び、巻き外径・ケーブル質量・ドラム込みの総質量を表示。ドラムを指定して「巻けるか」の確認も
  • 使いかけ:巻きの外径・胴径・鍔の内幅と巻き係数(整列 1.0/乱巻き 0.8〜0.9)から残長を推定。量った総質量からも残長を逆算
  • 搬入チェック:通路・開口(転がして通る/横倒しなら通る/通らない)、エレベーター(積載荷重+同乗人数、扉・かごの寸法)、揚重機の定格荷重(余裕 10% 未満は注意)、置き場の床(令85条の積載荷重との等分布換算)、搬入手段の目安(人力/台車/フォークリフト/クレーン)
  • 曲げ半径の目安(内線規程:多心 6D・単心 8D、CVT は単心外径×8)と胴径の確認、延線の許容張力の目安(銅 7 kgf/mm²・プーリングアイ)
  • 切り分け:回路ごとの長さと余長を入れると、長い順にこのドラムから取れるものと不足分、定尺で全部まかなうときのドラム本数と端材
  • ドラムの側面図(鍔径・巻き外径・全幅)、木製ドラムごとに巻ける長さの早見表、A4 1枚のドラム票(ケーブル・ドラム・質量・搬入チェック・切り分け・承認欄)、ドラム台帳(保存・CSV)、結果のコピー・共有、入力途中の自動保存

ケーブルの太さを決めるところからなら幹線・分岐回路 一気通貫計算、幹線系統の電線とブレーカーの整合は幹線つながりチェック、高所作業車・クレーンで搬入するときの作業計画書は作業計画書メーカーをあわせてご利用ください。

使い方

  1. 「1 ケーブル」で種類とサイズを選びます。外径と kg/km の目安が入るので、カタログの値がわかれば上書きします。
  2. 「2 長さとドラム」で、新品なら長さ(定尺チップ)を、使いかけなら巻きの外径か量った重さを入れます。ドラムは「自動」か鍔径を選び、実物の表示があれば寸法と自重を上書きします。
  3. 「搬入の条件」に開口・エレベーター・揚重機・床の値を入れると、右側(スマホでは下)の搬入チェックに判定が並びます。
  4. 「切り分け」に回路ごとの長さを入れると取れる・取れないが出ます。「ドラム票を印刷/PDF」で A4 に、「台帳に保存」で記録に残します。

残長の求め方

ドラムに巻かれたケーブルは、胴径 d0 から巻きの外径 D までの間に、1 層あたり(鍔の内幅 W ÷ ケーブル外径 t)巻ずつ、(D − d0)÷(2t)層積まれています。各層の周長を足し合わせると、残長 L = π × k × W ×(D² − d0²)÷(4 × t²)になります(平形ケーブルは t² を厚さ×幅に置き換え)。k は巻き係数で、工場出荷の整列巻きなら 1.0、現場で巻き戻した乱巻きは 0.8〜0.9 程度です。逆に、長さがわかっている新品の巻き外径は D = √(d0² + 4 × t² × L ÷(π × k × W)) で、これが鍔径から 50 mm 以上内側に収まるドラムを選びます。重さから求めるときは、量った総質量からドラムの自重を引き、1 m あたりの質量(kg/km ÷ 1000)で割ります。どちらの方法も 1〜2 割の誤差があるので、切り分けの前には実際に巻き戻して確認してください。

搬入チェックの考え方

ドラムは矢印の方向に転がして運ぶのが基本なので、通路や開口は「幅 ≧ ドラムの全幅(鍔の内幅+鍔の厚さ×2)」「高さ ≧ 鍔径」で通ります。幅が足りず高さに余裕があるときは横倒しにして台車で運べますが、床の養生と人手が要ります。エレベーターは積載荷重から同乗者の分(1 人 65 kg)を引いた値と、扉幅・かごの寸法の両方で判定します。揚重機はユニック・クレーンなら作業半径での定格荷重、フォークリフトなら荷重中心での許容荷重で、玉掛け用具の質量も含めて余裕を見ます。床は建築基準法施行令85条の積載荷重(事務室 2,900 N/m² ≒ 296 kg/m² など)を目安に、鍔径×全幅の接地面で等分布に換算していますが、実際は鍔の 2 線に荷重が集中するので、仮置き場所は敷板で分散したうえで構造担当に確認してください。総質量が 100 kg を超えるドラムは人力で転がさず、台車や機械を使います。

よくある質問

Q. 内蔵の外径・質量はどのメーカーの値ですか?
特定のメーカーの値ではなく、JIS C 3605(CV)・JIS C 3307(IV)・JIS C 3342(VVF)の構造寸法と材料の密度から計算した概算で、代表的なカタログ値と 1 割程度の差があります。搬入計画では採用品のカタログの概算質量(kg/km)を入れてください。

Q. ドラムの自重がわかりません。
ドラムの鍔にラベル(鍔径・自重・巻き方向)があれば、その値を入れてください。ない場合は木製ドラムの目安(φ1,000 で約 45 kg、φ1,600 で約 150 kg など)を使いますが、再生ドラムや鉄製ドラムでは大きく変わります。

Q. 6.6kV の CV や制御ケーブル(CVV)は?
種類で「手入力」を選び、カタログの概算外径と概算質量を入れれば、残長・総質量・搬入チェックはそのまま使えます。

Q. 切り分けの順番は?
長いものから順に切り出す前提で判定しています。短い回路を先に切ると長い回路が取れなくなるので、現場でも長い順に切るのが基本です。

リクエスト・お問い合わせ

「6.6kV CV や CVV の表も内蔵してほしい」「複数のドラムをまとめて管理したい」「延線の張力計算(プーリングアイ・グリップ・曲がりの係数)まで出してほしい」など、ご要望があればお気軽にお問い合わせからお寄せください。

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「ここが動かない」「こんな機能がほしい」を一言だけでも大歓迎です。いただいた内容はツールの改善に使わせていただきます。

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