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【操作マニュアル】幹線・分岐回路 一気通貫計算の使い方|電流→遮断器→電線サイズ→電線管→プルボックスを一度に・許容電流と電圧降下を自動判定・A4計算書|セコサポ

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分岐回路や幹線を1本決めるには、負荷電流を出して、遮断器の定格を決め、許容電流(周囲温度・敷設方法・管内本数の補正)と電圧降下の両方を満たす電線サイズを探し、その電線が収まる電線管サイズを占有率で選び、プルボックスの寸法を出す、という5段階を順に踏みます。電圧降下・電線管・プルボックスはそれぞれ別のツールで計算できますが、電線サイズを1つ上げると管もボックスも変わるので、行ったり来たりが面倒でした。このツールは、電気方式・区間・負荷・こう長と電線の種類を入れるだけで、電流 → 遮断器 → 電線サイズ → 電線管サイズ → プルボックスまでを一度に計算し、どの条件が決め手になったか(許容電流か電圧降下か)まで示します。根拠つきの計算書はA4 1枚。登録不要で、入力内容はお使いの端末にだけ保存されます。

現場で「この回路、何sqで管は何にする?」に即答したい電気工事士、設計図の回路表を根拠つきで揃えたい設計者、レンタルの高所作業車で配管を通す前に管サイズとボックスを決めたい職長におすすめです。

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主な機能

  • 「よく使う回路」(照明・コンセント/単相200V機器/三相200V動力/幹線)を押すと、電気方式・電圧・区間・負荷の種類・電線とルートの標準値が入り、その場で5段階を計算
  • 電流は直接入力か、負荷容量(kW)と力率からの算出。電動機は始動を考慮して設計電流を1.25倍(定格50A超は1.1倍)に
  • 遮断器は設計電流以上の標準定格(15〜800A)を自動選定(手動指定も可)。分岐回路の原則として「電線の許容電流 ≥ 遮断器定格」を条件に含める/外すを切替
  • 電線は IV・CV 3心・CVT の許容電流表(IV:内線規程1340-1、CV・CVT:JCS 0168の代表値)を、周囲温度の補正 √((T許容−T周囲)/(T許容−30))(IV 60℃・CV 90℃)と、敷設方法(管内0.70・ラック0.80・直接埋設0.80・天井内0.70・管路埋設0.63)または IV の管内本数(1340-2表:3本以下0.70・4本0.63・5〜6本0.56…)で補正し、電圧降下(内線規程の簡易式、区間ごとの目安と60m超の緩和値)と合わせて満たす最小サイズを選定
  • 候補表で、各サイズの補正後許容電流・電圧降下率・判定(電流不足/降下超過/適合)を一覧。「許容電流だけなら○sq、電圧降下だけなら○sq」と決め手を表示
  • 接地線は遮断器の定格から内線規程1350-3表で自動(20A以下2sq…600A 38sq)。同じ管に収める前提で電線管の計算に含める/外すを切替
  • 電線管は厚鋼(G)・ねじなし(E)・薄鋼(C)・PF・CD・VE・HIVE・FEP の内断面積表から、電線の仕上外径で求めた断面積に対して 占有率32%(原則)と48%(同一太さ10本以下)の両方で最小サイズを表示。既存の配管サイズ算出ツールと同じ表を使用
  • プルボックスは、選んだ電線管の外径と本数から、直線(A=Σ外径+管間30mm+壁面30mm×2、B=最大管径×6(絶縁電線)/8(ケーブル))または直角(配管部+6×最大管径+30)で寸法を計算し、既製寸法(150〜1000)に切り上げ。既存のプルボックスサイズ選定ツールと同じ式
  • 計算式と内訳(①設計電流 ②遮断器 ③許容電流と電圧降下 ④断面積と占有率 ⑤プルボックス)を数値入りで表示し、A4 1枚の計算書として印刷/PDF保存(案件名・回路名・作成者・承認欄つき)
  • 結果のコピー・共有、計算履歴の保存・呼び出し・CSV書き出し、入力途中の自動保存

電圧降下だけを細かく検討したいときは電圧降下 かんたん計算、複数のケーブルを1本の管に収めるときは電線管サイズ選定ツール、サイズの違う管が集まるボックスはプルボックスサイズ選定ツール、系統全体の整合は幹線つながりチェックをあわせてご利用ください。本ツールは「1回路を1本の管で通す」標準的なケースを、5段階まとめて即答することに特化しています。

使い方

  1. 「1 回路と負荷」で「よく使う回路」を押すか、電気方式・線間電圧・区間(幹線/分岐)・負荷の種類を選び、負荷電流(または容量と力率)とこう長を入れます。許容電圧降下は区間とこう長から自動で入ります(変更可)。
  2. 「2 電線と敷設」で電線の種類(IV/CV/CVT)・敷設方法・周囲温度を選びます。IV を管に収めるときは同一管内の本数(接地線を含む)を入れると、本数による減少係数が使われます。
  3. 「3 電線管とプルボックス」で管の種類と、ボックスに入る管の本数・通し方(直線/直角)を選びます。
  4. 右側(スマホでは下)に 設計電流 → 遮断器 → 電線サイズ → 電線管 → プルボックス が並びます。候補表と計算式で根拠を確認し、「計算書を印刷/PDF」または「履歴に保存」。

電線サイズはこう決まる(許容電流と電圧降下の両方)

電線サイズを決める条件は2つあります。1つは許容電流で、電線の種類ごとの基準値(IV 5.5sq なら 49A、CV 3心 5.5sq なら 41A など)に、周囲温度と敷設条件の補正を掛けた値が、設計電流(電動機なら1.25倍)と遮断器の定格の両方を上回る必要があります。管内に収めた IV は放熱が悪くなるため、3本以下で0.70、4本で0.63、5〜6本で0.56と本数に応じて減らします(内線規程1340-2)。ケーブルラックや直接埋設は0.8、管路式埋設は0.63が一般的な係数です。周囲温度が30℃を超える場所(天井内・機械室)では、√((許容温度−周囲温度)/(許容温度−30))で減らします。

もう1つは電圧降下で、内線規程の簡易式 e=K×L×I÷(1000×A)(K:単相2線35.6・単相3線17.8・三相3線30.8、L:こう長m、I:電流A、A:断面積mm²)で求めた降下率が、区間の目安(電気事業者から低圧受電なら幹線・分岐とも2%、構内変圧器から供給なら3%。こう長60m超は120m以下4〜5%、200m以下5〜6%、200m超6〜7%まで緩和)以内であることです。こう長が長い回路では、許容電流では2sqで足りても電圧降下で14sqや22sqが必要になることがよくあり、ツールはどちらが決め手かを示します。

電線管とプルボックスの目安

電線管に収める電線の断面積(被覆を含む仕上外径から求めた円の面積)の合計は、管の内断面積の32%以下が原則で、同じ太さの絶縁電線を10本以下収める場合は48%以下まで認められます(内線規程3110-6)。ツールは両方の最小サイズを並べるので、原則の32%で選び、余裕がなければ48%の適用を検討する、という使い方ができます。プルボックスは、管の外径の合計に管どうしの間隔と壁面の余裕(各30mm)を足した幅と、最大管径の6倍(絶縁電線)または8倍(ケーブル)の長さを目安にし、直角に曲げる場合は曲げ部の余裕(6×最大管径+30mm)を加えます。深さは最大管径の1.5倍以上が目安です。

よくある質問

Q. 許容電流の値がメーカーのカタログと違います。
ツールは内線規程1340-1表(IV・周囲温度30℃)とJCS 0168の代表値を使っています。電線の構造・メーカー・規格年版で数値が異なることがあるので、実施設計では使用する電線のカタログ値で確認してください。サイト内の「幹線つながりチェック」「配管サイズ算出ツール」と同じ表なので、ツール間で答えは揃います。

Q. 単相3線式の電圧降下はどう計算していますか?
K=17.8を使い、降下率は対地電圧100Vに対して求めています。負荷容量から電流を出すときは P=2×100×I(両側に均等に負荷がある想定)です。

Q. CV は2心や単心にも対応していますか?
この版は CV 3心と CVT(トリプレックス)を対象にしています。単相2線で CV を使う場合は3心の値で安全側の目安になります。2心・単心の許容電流と外径での計算はお問い合わせからご要望ください。

Q. 幹線の需要率は考慮できますか?
需要率を掛けた後の電流を「負荷電流」に入れてください。幹線の需要率や変圧器容量から検討するときは「マンション幹線計算ツール」「変圧器容量・需要率計算ツール」をあわせてご利用ください。

リクエスト・お問い合わせ

「VVF や CV 2心にも対応してほしい」「複数回路を1本の管に通す計算をしたい」「電線管の表に自社の値を入れたい」など、ご要望があればお気軽にお問い合わせからお寄せください。

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「ここが動かない」「こんな機能がほしい」を一言だけでも大歓迎です。いただいた内容はツールの改善に使わせていただきます。

送信内容は運営(セコサポ)にのみ届きます。サイト上には公開されません。

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