電気室・EPS収まりシミュレーター(無料)|機器配置・搬入検討
電気室やEPS(電気シャフト)の設計・施工では、機器や配管、ラック、開口をどう配置すれば「収まる」かの検討が欠かせません。盤の前面に操作・点検スペースは確保できるか、搬入経路は通るか、扉を開いたときに干渉しないか——図面上の数字だけでは判断しづらい要素が多くあります。
そこでセコサポでは、こうした「収まり」をブラウザ上で手軽に検証できる「電気室・EPS 収まりシミュレーター」を用意しました。この記事では、その機能と使い方を紹介し、記事末尾に実際のツールを埋め込んでいます。
👉 操作手順を画面付きで詳しく知りたい方へ:【操作マニュアル】電気室・EPS収まりシミュレーターの使い方(画面付き解説)
収まり検討でつまずきやすいポイント
電気室・EPSの収まりでは、単に機器が置けるかどうかだけでなく、運用・保守まで見据えたスペースの確保が求められます。特に次のような点は、平面図だけでは見落としやすい部分です。
- 盤の操作面・点検面に必要な保有距離が取れているか
- 人の動線や機器の搬入経路が確保できるか
- 盤の前面扉を開いたときに他の機器・壁と干渉しないか
- 縦系統(シャフト)が上下階で無理なくつながるか
- 電気設備と衛生配管など、他設備との取り合いは問題ないか
収まりシミュレーターでできること
本ツールは、依存ライブラリなしの軽量な単体ツールです。閲覧者が入力したデータはその端末のブラウザ内(localStorageや共有URL)だけで扱われ、サーバーには送信されません。主な機能は次のとおりです。
- 電気室/EPSの部屋・扉の設定、機器/配管(系統別)/ラック(水平・縦)/開口の配置
- 操作面・点検面などの保有距離を自動判定
- 人の動線シミュレーションと、機器の搬入経路チェック
- 盤の前面扉の開閉シミュレーション(干渉判定)
- 縦系統(シャフト)のつながり表示、他設備(衛生配管)の区分表示
- 3D立体表示(引き出し線ラベル・十字キー操作)
- PNG書き出し・印刷、保存/読込、URL・QRによる共有
基本の使い方(3ステップ)
- 部屋を設定する:電気室・EPSの寸法と扉の位置を入力します。
- 機器・配管・開口を配置する:盤やラック、系統別の配管、開口をドラッグで置き、保有距離の判定を確認します。
- 検証・共有する:動線・搬入・扉開閉・3D表示でチェックし、URLやQR、PNG書き出しで結果を共有します。
入力データは端末のブラウザ内にのみ保存され、共有はURL(ツール本体のリンク)を通じて行われます。個人情報や図面がサーバーに送られることはありません。
実際に試してみる
下のシミュレーターをそのまま操作できます。スマホ・タブレットにも対応しているので、現場でも手元で収まりを確認できます。
まとめ
電気室・EPSの収まりは、保有距離・動線・搬入・扉開閉・縦系統・他設備との取り合いなど、確認すべき要素が多岐にわたります。収まりシミュレーターを使えば、これらをブラウザ上でまとめて検証でき、設計初期の検討から現場での確認までスムーズに進められます。ぜひ実務にお役立てください。