01
TOOL GUIDE
セコサポ
5段階をまとめて計算
許容電流と電圧降下の決め手
A4計算書・登録不要
01
ツールの使い方 / TOOL GUIDE
一気通貫計算の使いどころ
電流から プルボックスまで
1回路を決めるには 電流→遮断器→電線→電線管→プルボックス の5段階を順に踏む。
サイズを1つ上げると管もボックスも変わるので、まとめて計算する
5
段階を一度に
2
つの決め手
A4
1枚の計算書
出典:セコサポ「幹線・分岐回路 一気通貫計算」操作マニュアル
SECTION
01
この章で答えること
何ができて、どう使うのか?
別々のツールで出していた5つの答えを、1回の入力で並べる
このセクションで扱うこと
01
実務での使いどころ
02
実際の画面と操作
03
判断の分かれ目と根拠
02
使いどころ|こんな場面で開く
「この回路、何sqで管は何にする?」に根拠つきで答える
現場
その場で即答
「よく使う回路」を押すと標準値が入る
照明・コンセント/単相200V/三相動力/幹線
スマホでも5段階がそのまま出る
設計
回路表を揃える
案件名・回路名・作成者を入れてA4計算書
候補表で「なぜこのサイズか」を残せる
履歴とCSVで回路ぶんを並べられる
段取り
配管の前に
管の種類と本数から管サイズを確定
ボックスの寸法まで出るので材料を先に拾える
直線か直角かで寸法が変わる点も確認できる
入力はこの3ブロックだけ
①回路と負荷(電気方式・区間・負荷の種類・電流かkW・こう長)②電線と敷設(種類・敷設方法・周囲温度・管内本数)③電線管とプルボックス(管の種類・本数・直線/直角)。
許容電圧降下は区間とこう長から自動で入る(変更可)。
03
使い方|条件を入れると5段階の答えが並ぶ
入力は左、結果は右。値を変えた瞬間に右がすべて計算し直される
1
2
3
4
5
1
よく使う回路を押す
照明/単相200V/三相動力/幹線。方式・電圧・区間がまとめて入る
2
区間と負荷の種類
分岐回路なら2%。電動機は1.25倍が自動でかかる
3
容量とこう長
5.5kWと40mを入れるだけ。許容電圧降下は自動
4
5段階が横に並ぶ
設計電流→遮断器→電線→電線管→ボックスと根拠
5
成立かどうか
「許容電流なら5.5sq、電圧降下なら8sq」と決め手まで
サイズを1つ上げたら管もボックスも変わる、の確認がこの1画面で終わる。
04
根拠|計算式がそのまま出るので転記できる
数字だけでなく、どの式にどの値を入れたかが残る
1
設計電流
kW→A の換算と 1.25 倍まで式で表示
2
遮断器
設計電流以上の標準定格を選ぶ過程
3
許容電流と電圧降下
温度・敷設の補正と e の計算を併記
4
電線管
断面積の合計と占有率32%/48%の判定
5
プルボックス
管間・壁面の寸法から既製寸法へ切上げ
「計算書を印刷/PDF」でA4 1枚に出せる。社内の確認や提出資料にそのまま使える。
05
決め手はどちらか|許容電流か、電圧降下か
候補表に「電流不足/降下超過/適合」が並ぶので、理由が残せる
許容電流が効く場面
こう長が短く、電流が大きい回路
管内に多条数を収める(IVは3本以下0.70・4本0.63・5〜6本0.56)
天井内・機械室など周囲温度が高い場所
補正後の許容電流が設計電流と遮断器定格の両方を上回ること
電圧降下が効く場面
こう長が長い回路(許容電流では足りていても外れる)
e=K×L×I÷(1000×A)で判定
目安は低圧受電で2%、構内変圧器からなら3%
60m超はこう長に応じて緩和値(4〜7%)を使う
「許容電流だけなら○sq、電圧降下だけなら○sq」と両方を示すので、1サイズ上げる判断の根拠になる。
06
根拠として使っている表
サイト内の他ツールと同じ値なので、答えが食い違わない
項目
根拠
備考
許容電流
1340-1表
IV・周囲温度30℃/CVはJCS 0168
要確認
実施設計は使用電線のカタログ値で
電圧降下
簡易式
K=35.6/17.8/30.8
区間の目安
2%/3%・60m超は緩和
電線管
32%/48%
内断面積表から最小サイズ
48%は条件付
同一太さ10本以下
プルボックス
外径から
管間30mm・壁面30mm×2
直角は加算
6×最大管径+30mm
接地線は遮断器の定格から内線規程1350-3表で自動(20A以下2sq〜600A 38sq)
使い分け
電圧降下だけ細かく
電圧降下 かんたん計算
複数ケーブルを1本の管に
電線管サイズ選定ツール
系統全体の整合
幹線つながりチェック
曲げの墨出し
電線管 曲げ寸法計算
このツールは「1回路を1本の管で通す」標準的なケースを、5段階まとめて即答することに特化している。
07
まとめ|一気通貫計算
入力3ブロック、出力5段階、根拠つきのA4 1枚
1
5段階を一度に通す
電流・遮断器・電線サイズ・電線管・プルボックスまで。サイズを1つ上げたときの下流の変化もその場で反映される
電流→BOX
2
決め手が分かる
候補表に各サイズの補正後許容電流・降下率・判定が並び、どちらが効いてそのサイズになったかを示す
許容電流/電圧降下
3
根拠を残せる
案件名・回路名・作成者・承認欄つきの計算書を印刷/PDF保存。履歴とCSVで回路ぶんをまとめられる
A4計算書
登録不要で、入力内容は使っている端末にだけ保存される。まず「よく使う回路」で動きを見るのが早い。
出典:セコサポ「幹線・分岐回路 一気通貫計算」(内線規程・JCS 0168 ほか)