09
TOOL GUIDE
セコサポ
損失から発熱量を
必要換気量と台数
既設なら室温を逆算
09
ツールの使い方 / TOOL GUIDE
電気室・キュービクル 換気量計算の使いどころ
発熱から換気扇とガラリまで
変圧器の損失を発熱量に直し、許容温度に収まる換気量を出して、換気扇の台数と給気ガラリの面積まで決める。
既設の換気量を入れれば、その条件での室温を逆算できる
2
世代の損失値
2
つの換気方式
A4
1枚の計算書
出典:セコサポ「電気室・キュービクル 換気量計算」
SECTION
01
この章で答えること
何ができて、どう使うのか?
発熱 → 必要換気量 → 換気扇とガラリ、を一続きで
このセクションで扱うこと
01
実務での使いどころ
02
実際の画面と操作
03
式と条件の押さえどころ
02
使いどころ|こんな場面で開く
設備設計に渡す前に、自分で押さえておきたいとき
設計
条件を作る
変圧器の容量と負荷率から発熱量を出す
必要換気量と換気扇の台数・ガラリ面積まで
設備設計に渡す前の当たりを付けられる
更新
変化を見る
トップランナー更新で発熱がどれだけ減るか
第二次と第三次の損失値を切り替えて比べる
盤・UPSの発熱も「その他」で足せる
保全
既設を確かめる
今の換気扇で夏場の室温が持つかを逆算
ガラリ面積から実際の換気量を確かめる
自然換気なら給排気口の有効面積で判定
変圧器の損失は2026トップランナー(第三次)と2014(第二次)の代表値を内蔵。他メーカー・既設機は手入力できる。
03
使い方|変圧器と温度条件を入れるだけ
よく使う構成を押すと一式が入る
1
2
3
4
5
1
よく使う構成
電気室(油入500+盤)などを押すと入る
2
変圧器を足す
種類・容量・周波数・負荷率・台数を選ぶ
3
負荷率と台数
損失は負荷率の2乗で効く
4
結論は1行
発熱→必要換気量→換気扇の台数まで
5
ガラリの見付面積
面風速と有効開口率から大きさが出る
「自然換気」に切り替えると、換気扇ではなく給気口・排気口の有効開口面積を出す。
04
根拠|発熱の内訳と式が残る
どの機器がどれだけ出しているかが見える
1
2
3
4
1
発熱 q
無負荷損+負荷損×負荷率²×台数
2
必要換気量 Q
Q=q÷(0.33×Δt) で求める
3
ガラリの見付面積
面風速と有効開口率から必要な大きさ
4
内訳が表で出る
機器ごとの無負荷損・負荷損・発熱が並ぶ
Δtが小さいほど必要換気量は跳ね上がる。許容温度の設定がいちばん効く。
05
必要換気量の式
発熱量と温度差だけで決まる
発熱 q
1,726
W(損失の合計)
÷
0.33
0.33
空気の定数
÷
温度差 Δt
5
K(40℃−35℃)
=
必要換気量 Q
1,046
m³/h
外気35℃・室内許容40℃ならΔt=5K。許容を45℃にすればΔt=10Kになり、必要換気量は半分になる。
06
まとめ|電気室・キュービクル 換気量計算
損失から、換気扇とガラリまで
換気扇の風量やガラリの有効開口率はカタログで確認する。目安値での計算であることに注意。