07
TOOL GUIDE
セコサポ
%Z法・基準10MVA
必要Icuを標準値から
ケーブル短絡耐量も
07
ツールの使い方 / TOOL GUIDE
短絡電流・遮断容量 計算の使いどころ
Icu をいくつにするか
%インピーダンス法で受電点から各盤までの三相短絡電流を出し、余裕を掛けて必要遮断容量を標準値から選ぶ。
ケーブルが短絡電流に耐えるかも同時に見る
%Z
法で合成
17
の標準値
I²t
耐量も判定
出典:セコサポ「短絡電流・遮断容量 計算」
SECTION
01
この章で答えること
何ができて、どう使うのか?
「25kAでいいのか、35kAが要るのか」を根拠つきで決める
このセクションで扱うこと
01
実務での使いどころ
02
実際の画面と操作
03
短絡電流の読み方
02
使いどころ|こんな場面で開く
遮断容量を決める・確かめる場面で
設計
Icuを決める
受電点の短絡容量と変圧器%Zから各盤の値を出す
余裕係数を掛けて標準値から必要Icuを選ぶ
系統図とA4計算書で根拠を残せる
更新
既設を確かめる
分電盤の更新・回路増設で既設主幹が妥当か見る
変圧器を替えたときの短絡電流の変化を確認
盤を足しても親を選ぶだけで累積計算する
照合
耐量を見る
ケーブルの短絡耐量(I²t)を同時に判定
X/R・力率・非対称ピークと試験力率の照合
遮断器の選定が過小・過大になっていないか
変圧器の%Zと負荷損はトップランナー(第二次・第三次)の代表値が自動で入る。銘板の値に書き換えもできる。
03
使い方|受電点から盤までを順に入れる
よくあるパターンを押すと一式が入る
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4
5
1
よくあるパターン
高圧受電500kVAなどを押すと一式入る
2
電源と変圧器
受電点の短絡容量・%Z・負荷損を設定
3
高圧ケーブル
受電点→変圧器のサイズと長さを入れる
4
結論は上
二次母線・主幹・分電盤の短絡電流が並ぶ
5
系統図で位置を確認
どの点の値かが図と対応している
低圧受電(電柱の変圧器から引込)にも切り替えられる。
04
根拠|%Rと%Xの合成とケーブル耐量
各点の値がどう積み上がったかが見える
1
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3
1
各点の短絡電流
%Rと%Xの合成値と一緒に並ぶ
2
下流ほど小さくなる
ケーブルのインピーダンスが効いてくる
3
ケーブル短絡耐量
送り側Isと許容値(t=0.02s)を比べる
4
必要Icu
短絡電流×余裕1.1以上の標準値から選ぶ
実際の機種はIcuだけでなくIcs(使用短絡遮断容量)やカスケード遮断・協調でも決まる。
05
押さえておく前提
この計算が置いている条件
項目
この計算では
備考
基準容量
10 MVA
%Z法の基準
統一
すべてここへ換算
対象
三相短絡
対称実効値
非対称は別
ピークはκで別途表示
ケーブル
20℃
抵抗は導体20℃の値
安全側
抵抗が最大=電流が大
余裕
×1.1
1割の余裕が既定
変更可
余裕は選び直せる
変圧器2台並列や電動機の寄与(kW)も条件に入れられる
つながる場面
1回路を通しで決める
幹線・分岐回路 一気通貫計算
系統全体の整合
幹線つながりチェック
主幹の容量
動力盤 主幹ブレーカー選定
太さの根拠
電圧降下 かんたん計算
受電点の短絡容量は電力会社の回答値を使うのが基本。分からないときは代表値で当たりを付ける。
06
まとめ|短絡電流・遮断容量 計算
必要Icuを、根拠つきで決める
系統図とA4の短絡電流計算書を出力できる。実際の機種選定はメーカー資料と協調検討で。