04 TECHNICAL GUIDE電圧降下 かんたん計算の使いどころ降下率と必要サイズを両方向で ツールの使い方 一覧へ
04
TOOL GUIDE
セコサポ
内線規程の簡易式
許容値との自動判定
必要サイズの逆算
04
ツールの使い方 / TOOL GUIDE
電圧降下 かんたん計算の使いどころ
降下率と必要サイズを両方向で
電線サイズから降下率を見るのと、許容値から必要サイズを逆算するのを、切り替えて使える。
こう長が伸びたときに何 sq まで上げればいいかが、その場で分かる
2
つの向きで
3
つの係数K
A4
1枚の計算書
出典:セコサポ「電圧降下 かんたん計算」
SECTION
01
この章で答えること
何ができて、どう使うのか?
降下率の確認と、必要サイズの逆算。現場で要るのはこの2つ
このセクションで扱うこと
01
実務での使いどころ
02
実際の画面と操作
03
係数Kと許容値の根拠
02
使いどころ|こんな場面で開く
こう長が伸びたとき、サイズを上げるかどうかを決める
現場
その場で判定
「この長さで足りるか」をこう長を変えながら見られる
よく使う回路・電流・こう長がタップで入る
超過なら赤、収まれば緑ですぐ分かる
設計
根拠を残す
係数Kと式が計算書に出るので転記できる
案件名・回路名・作成者をA4計算書に印字
履歴に残して同じ条件を呼び戻せる
打合せ
代案を出す
サイズを上げる/200V化/こう長を短縮の比較
グラフで「何mまでなら持つか」が見える
最小サイズをワンタップで反映できる
入力した瞬間に計算するので、条件を振って当たりを付ける使い方に向いている。
03
使い方|条件を入れると判定まで出る
左に条件、右に結果。超過かどうかを色で示す
1
2
3
4
5
1
知りたいことを選ぶ
降下率の確認か、必要サイズの逆算か
2
よく使う回路
方式・電圧・区間の許容値がまとめて入る
3
電流とこう長
チップで入るので条件を振りやすい
4
許容超過は赤
降下 e・降下率・末端電圧が同時に出る
5
最小サイズの提案
押すとそのサイズで計算し直す
許容電流のチェック(20A ≦ 37A など)も同時に出るので、細すぎる選択に気づける。
04
根拠|グラフと式で「どこで超えるか」が見える
数字だけでなく、こう長との関係が分かる
1
2
3
1
いまの位置
こう長40mで3.52%。線の上に印が出る
2
許容の線
2%の破線と交わる手前が使える範囲
3
式がそのまま
e=K×L×I÷(1000×A) に値を入れて表示
4
サイズ別も見られる
「サイズ別の降下率を見る」で一覧に切替
計算書を印刷/PDFにすると、この式と条件がA4 1枚に入る。
05
係数Kと許容値の目安
ツールが内部で使っている値
配線方式
係数K
主な電圧
単相2線式
35.6
往復2線分の降下
100V・200V
照明・コンセント
三相3線式
30.8
√3 を織り込んだ値
200V・400V
動力・幹線
単相3線式
17.8
平衡なら片道分に近い
100/200V
不平衡が大きいと注意
簡易式は導体抵抗だけの概算。力率とリアクタンスは見ていない
許容値の目安
低圧受電の幹線
2% 以下
高圧受電の幹線
3% 以下
分岐回路
2% 以下
こう長60m超
緩和値がある(要確認)
適用条件は内線規程で要確認。こう長や供給形態で基準が変わる。
06
超えたときにどうするか
サイズを上げる以外にも手はある
電線を太くする
いちばん素直。ツールが最小サイズを出す
管サイズやボックスも連動して変わる
端子・圧着工具の適合も見直しになる
条件の方を変える
200V化・400V化で電流そのものを下げる
こう長を短縮(盤の位置を見直す)
幹線を分割して1系統あたりを軽くする
グラフの傾きは電流と係数で決まる。太さだけで解こうとすると効きが鈍いことがある。
07
まとめ|電圧降下 かんたん計算
降下率の確認と、必要サイズの逆算
簡易式の概算。長いこう長や大容量幹線では、精密式やメーカー資料での確認を。
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