マンションの引込幹線を、需要率の可視化つきで手早く検討。引込回線の合算・分割を比較し、①引込・②系統幹線・③住戸分岐を区間別に計算して、電圧降下判定と計算書までまとめて作成します。
代表的な1棟分を数問で入力し、そのまま計算結果へ進む。住戸タイプが複数ある・回線を細かく分けたい場合は、あとで「くわしく入力」で調整できる。
住戸系統ごとに戸数内訳とこう長を入力する。「引込回線No.」で、どの引込回線に束ねるかを指定する(同じNo.の系統は1回線に合算)。
全合算・全分割・現在の割当を比較する。合算するほど需要率は下がるが、1回線あたりのサイズが実用上限を超える場合は分割が必要になる。
入力に連動して更新される。色は引込回線の割当。①引込・②系統幹線・③住戸分岐の各区間に選定したMCCBとCVTサイズを表記(↑は電圧降下による太径化)。
エレベーター・給排水/消火栓ポンプ・共用灯・換気などの共用負荷を、住戸系統とは別に算定します。相ごと(三相200V/単相3線100/200V)に幹線サイズと電圧降下を求めます。共用部は別契約/別引込のことも多い点にご注意ください。
「1条布設」は内線規程 資料3-6-1のケーブル選定(単心2個より・1条・40℃、低減1.0)を再現するモード。「多条ラック」はケーブルラック多条積みを想定した既定(低減0.7)。個別に低減係数やCVT許容電流表を編集すると「手動」表示になります。許容電圧降下の既定4%は内線規程1310-1(こう長120m以下・引込線取付点から)による。
| 戸数 | 総合需要率(%) |
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既定値は内線規程 資料3-6-1(集合住宅の幹線 総合需要率、4kVA/戸基準)。1〜40戸は規程の1戸刻み値、41戸以上は資料最終値46%を据え置き(安全側)。規程はこの値を下回らない範囲で余裕をもって適用することとしており、電力会社・案件基準がある場合は各戸の値を上書きしてください。最新版で数値が変わる場合があります。
| 契約 | 設備負荷(kVA/戸) |
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| CVT | 許容電流(A) |
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許容電流は600V CVT・気中/暗渠布設・周囲温度40℃。上の「布設方法」で表を一括切替できます(多条ラック=単心3個より相当/1条布設=単心2個より・資料1-3-3準拠で資料3-6-1のケーブル列を再現)。採用基準・メーカー値に合わせて各行を編集可(最新版で確認)。
住戸の照明・エアコン・IHなどが全戸いっせいにフル稼働することはないため、幹線は全戸の設備容量より小さい容量で設計する。この「同時に使われる割合」が需要率。窓が点灯している数が、ピーク時に使われる住戸ぶんの目安(=需要率)。回線を合算するほど戸数が増え、需要率は下がる——その効果をそのまま図にしている。
※ 需要率は設備容量(kVA)に対する割合。混在戸数の窓表示は戸数割で近似し、kVAゲージは実際の需要負荷/設備負荷を示す。
入力内容は自動でこのブラウザに保存される。共有リンク/QRで別端末・打合せ相手に渡せる。計算書はA4縦で印刷(PDF保存)できる。