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シーリングライトとは?種類・選び方・おすすめポイントをわかりやすく解説

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💡シーリングライトとは?

**シーリングライト(Ceiling Light)**とは、天井に直接取り付けるタイプの照明器具で、住宅照明の中でも最も一般的な形式です。
リビングや寝室、子ども部屋など、幅広い空間で使用されており、部屋全体を均一に照らすのが特徴です。

🔍 特徴とメリット

  • 天井直付け型で、省スペース&すっきりした見た目
  • 広範囲を一灯で明るく照らせる
  • LED一体型・リモコン付き・調光調色タイプなど機能が充実
  • ✅ 和室にも洋室にも合うデザインが豊富

🏠 こんな場所におすすめ

  • リビング
  • 寝室
  • 子ども部屋
  • ワンルームの主照明として

📌 補足:シーリングライトとペンダントライトの違い

項目シーリングライトペンダントライト
取り付け位置天井に密着天井から吊り下げる
光の広がり部屋全体に広がる真下に集中しやすい
デザイン性シンプルで多用途インテリア性が高い

照明選びで迷ったら、まずはシーリングライトを基本に考えるのがおすすめです。
次に、部屋のテイストや用途に合わせて他の照明を組み合わせていくと、バランスの良い空間になります。

💡シーリングライトの選び方|後悔しないための5つのチェックポイント

シーリングライトは、部屋全体を明るく照らす定番の照明器具。
でも「どれを選べばいいの?」「どのサイズが合うの?」と迷ってしまう方も多いはず。

ここでは、住宅向けシーリングライトを選ぶ際に確認したい5つのポイントを紹介します。


✅1. 部屋の広さに合った明るさ(ルーメン)を選ぶ

シーリングライトの場合、機器仕様書に何畳用と記載されている場合が多く設置する部屋の大きさに合わせて選定しましょう。

部屋の広さ推奨ルーメン(lm)
6畳約2400〜3000lm
8畳約3200〜4000lm
10畳約4000〜5000lm

✅2. 調光・調色機能の有無を確認

  • 調光機能:明るさを自由に変えられる。くつろぎ時間に最適。
  • 調色機能:昼白色〜電球色の色温度を切り替え可能。シーンに応じた演出ができる。

👉 最近ではリモコン操作付きのLEDシーリングライトが主流。寝室やリビングで特に重宝します。


✅3. デザインや本体の高さにも注目

  • 薄型タイプ:天井が低い部屋でも圧迫感がなくスッキリ。
  • フラットデザイン:現代的でインテリアに馴染みやすい。
  • 木枠やカバー付き:ナチュラルや北欧風の空間にマッチ。

✅4. 機能性(スマート対応・人感センサーなど)

  • スマートスピーカー対応(Alexa、Google Homeなど)
  • 人感センサー付きで自動点灯/消灯
  • タイマー設定や節電モード

👉 子育て世帯や忙しい方におすすめの機能です。


✅5. 取付方法と対応ソケットを確認

  • 天井に「引掛けシーリング」があるかを事前にチェック
  • 一般家庭の多くは引掛けシーリング(丸型・角型)対応モデルで簡単に取付可能
  • 工事不要タイプがほとんどですが、埋込型や埋込ローゼットは注意

アマゾンで購入できるシーリングライト一覧

コスパで選ぶ場合

項目詳細
価格¥4,180(税込)
機能10段階調光(リモコン付属)、常夜灯、おやすみタイマー(30分)
適用畳数~8畳
明るさ定格光束:4,000lm
調光の有無あり(10段階調光)

この製品は、明るさを10段階で調整できる調光機能を備えており、リモコンで簡単に操作できます。また、常夜灯やおやすみタイマーなど、日常生活に便利な機能も搭載されています。薄型デザインで、天井がすっきりと見えるのも特徴です。

8畳のお部屋で、明るさを重視しつつ、シンプルな操作性を求める方におすすめのシーリングライトです。

6畳用

12畳用

🏠 和室には、やっぱり。“和風デザイン”がおすすめです。

畳の香り、木のぬくもり、落ち着いた雰囲気——
そんな和室の魅力を引き立ててくれるのが、和風デザインの照明器具です。

最近では、天然木のフレームや障子風のカバーを採用したLEDシーリングライトも多く登場しています。
現代的な省エネ性能と、伝統的な美しさを両立しているのが特徴です。

「なんとなく洋風の照明を使ってたけど、ちょっと浮いてるかも…」
そんな方には、ぜひ一度和室専用のデザイン照明を試してみてください。

お部屋の雰囲気がぐっと引き締まり、より居心地のよい空間に変わるはずです。

🌸和風デザインのシーリングライト比較表(8畳向け)

項目CL8DL-5.1JM(アイリスオーヤマ)
価格約¥6,980(※価格は変動あり)
機能調光(10段階)・調色(電球色〜昼白色)
リモコン付き/おやすみタイマー/メモリー機能
適用畳数〜8畳
明るさ約4,400lm(最大時)
調光の有無あり(10段階)
調色の有無あり(電球色〜昼白色)
デザイン天然木フレームの和風角型デザイン
取付方法引掛けシーリング対応(工事不要)

8畳用

12畳用

8畳用 引き紐タイプ

取付には「引掛けシーリング」が必要です

多くの住宅用LEDシーリングライトは、「引掛けシーリング」と呼ばれる天井配線器具への対応を前提とした設計になっています。

この「引掛けシーリング」は、天井面に設置されたソケット状の器具であり、
照明器具本体を工具なしでワンタッチ接続できるようになっているのが特長です。

主な引掛けシーリングの種類:

  • 丸型引掛けシーリング(一般的)
  • 角型引掛けシーリング
  • 引掛け埋込ローゼット(耐荷重対応タイプ)

設置の際は、あらかじめ取付予定の部屋に引掛けシーリングが備わっているかどうかを確認してください。
もし未設置である場合、電気工事士による新設工事が必要となります。

特に築年数の経過した住宅では、照明器具が直結配線(ねじ止め)になっているケースも見受けられます。
その場合、安全確保と法令順守の観点から、専門業者への依頼が推奨されます

ABOUT ME
HARITA
HARITA
はじめまして、電気設備設計士のハリタと申します。 これまで約10年間にわたり、建築物や工場、商業施設などさまざまな建物の電気設備設計に携わってきました。照明、コンセント、受変電に至るまで、幅広い分野の設計業務を経験しており、実務の中で得た知識やノウハウを、これから同じ業界で頑張る方々へ還元していきたいと考えています。 電気設備設計という仕事は、地味に見えるかもしれませんが、建物の「心臓」とも言える重要な役割を担っています。一方で、設計基準や法令、他設備との調整、現場対応など、複雑で悩みの尽きない分野でもあります。特に業界に入って間もない方や、周囲に相談できる相手が少ないという方にとっては、設計図面の描き方一つ取っても不安や疑問を抱えながら業務を進めている方も多いのではないでしょうか。 そんな方々に向けて、私がこれまでに実際の現場や設計業務の中で学んだこと、失敗したこと、工夫してきたことを、できるだけ実務目線でわかりやすく発信していきます。基礎的な知識の整理から、図面の描き方、法令対応、社内外との調整のコツなど、日々の業務で役立つ情報を中心にお届けする予定です。 この情報発信を通じて、電気設備設計に携わる方々が「少しでも仕事が楽になった」「不安が減った」と感じられるようなお手伝いができれば嬉しく思います。そして、設計という仕事の面白さややりがいも、一緒に感じていただけたら幸いです。 これからどうぞ、よろしくお願いいたします。
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